(令和7年11月10日掲載) 令和7年10月10日(金)、三重県防災対策部が鳥羽商船高等専門学校の練習船鳥羽丸を視察し、本校の教職員と意見交換を行いました。 三重県では、能登半島地震への支援活動を通して得られた知見をもとに、南海トラフ地震への備えを強化しています。今回の視察は、その一環として実施されたものです。 視察ではまず、練習船鳥羽丸や防災備品が保管されている倉庫をご覧いただき、防災対策・災害支援に関する備品の現状を共有しました。続いて船内を案内し、練習船鳥羽丸が備える災害支援機能について説明しました。 意見交換の場では、今後の具体的な対策や連携体制について活発な意見が交わされました。 古山雄一校長は「陸上での支援が難しい場合には、練習船鳥羽丸を積極的に活用してほしい。いざというときに本校が主体的に災害支援に取り組めるよう、三重県と協力して体制を整えていきたい」と述べました。 これに対し、三重県防災対策部からは「能登半島地震では海からの支援が大きな役割を果たした。三重県でも海上からの支援を視野に入れ、訓練を実施したいと考えている。ぜひ鳥羽商船高専にも参加してほしい」との要望が寄せられました。 本校は今後も、地域と連携しながら、防災・減災に貢献できる体制を整えてまいります。 概要 三重県防災対策部による練習船鳥羽丸の視察と意見交換 ◆日時 令和7年10月10日(金) ◆場所 鳥羽商船高等専門学校 ◆来校者 三重県防災対策部 関連する記事 災害時における練習船鳥羽丸と桟橋の運用等について意見交換を実施しました | 鳥羽商船高等専門学校 令和7年度 電波の日 東海総合通信局長表彰を受賞しました | 鳥羽商船高等専門学校 KDDI株式会社と合同で船舶型基地局の設置訓練を実施しました | 鳥羽商船高等専門学校 練習船「鳥羽丸」四代目の竣工記念行事を挙行しました | 鳥羽商船高等専門学校 KDDI株式会社と災害発生時における船舶型基地局の設置に関する連携協定を締結しました | 鳥羽商船高等専門学校 問い合わせ 記事・その他に関すること 鳥羽商船高等専門学校 総務課 総務係(広報担当) 0599ー25ー8013 soumu-soumu@toba-cmt.ac.jp 鳥羽商船高等専門学校の日常やお知らせをSNSで発信しています。