情報機械システム工学科

鳥羽商船高等専門学校では、電子機械工学科・制御情報工学科を統合し、平成31年4月入学生に向けて「情報機械システム工学科」を新設いたします。

入学後は、プログラミングを始めとする工学基礎を学び、基盤となる「情報」「電気電子」「機械」について順に学習し、上級学年では自らの個性や特性に合わせて「専門性」「志向性」を決定するオーダーメイド型カリキュラムを提供します。

また、地域課題を解決するPBL(Project Based Learning)チームに1年生から所属し、机上の学習に留まらず、地域産業や文化を理解し工学的な解決法を提案できる実践的技術者を目指します。 このたび改組に関する説明会を開催いたします。詳細はこちらをご覧ください。

 

地域と連携した課題解決による技術者育成


地域連携PBL(Project Based Learning)として、漁業・農業・観光業を対象として工学による課題解決を通じて技術者としての素養を高めるとともに地域産業を理解し活性化を目指します。

 

個性に合わせた「専門性ユニット」「志向性ユニット」の選択


学生の個性・特性に合わせて選択可能なオーダーメイド型カリキュラムを提供します。

専門性ユニット

技術者としての専門分野の学習

データアナライズ

ビッグデータ解析、人工知能による認識処理などを実装できる技術者を育成します。

モバイルアプリケーション

スマートフォンやタブレット端末による各種アプリケーションを開発できる技術者を育成します。

スマートセンシング

身の回りにある情報を定量的に計測し、分析・可視化を行う技術者を育成します。

パワーエレクトロニクス

住宅や事務所向けの電力供給・管理システムの整備、保守を担う技術者を育成します。

エアロスペース

航空宇宙産業の製造現場で活躍するため、生産現場の管理運営能力を持つ技術者を育成します。

ロボティクス

生産を担うロボットの開発、設計、製作、制御、整備ができる技術者を育成します。

志向性ユニット

職種選択のための学習

開発・設計

開発・設計業務に携わるために必要な高度な理数系の知識を修得します。

生産技術

生産現場の取りまとめとして幅広く技術を理解し、各部門の要望をまとめる調整能力を培います。

顧客対応

電気機器やビルシステムの導入・保守運用をするための顧客との交渉力を養います。

ビジネス基礎

ビジネス的な視点を持つ技術者として活躍するために、経営・管理などを学びます。

国際性

グローバルな視野を持ち、英語を中心とした語学力の向上を進めます。

 

入試日程


情報機械システム工学科では推薦入試と学力入試を行います。

募集人員  80名
推薦入試
特別推薦

中学校第2学年と第3学年における9科目の評定の総計が5段階評価で72以上、かつ全科目において評定が3以上の者

一般推薦

中学校第2学年と第3学年における9科目の評定の総計が5段階評価で62以上、かつ全科目において評定が3以上の者

推薦入試日

平成31年1月20日[日]

願書受付

平成30年12月18日[火]~平成30年12月25日[火]

選抜の実施方法

中学校長から提出された推薦書及び調査書と本校が行う面接、作文(一般推薦のみ) の総合判定により行います。

学力入試
学力入試日

平成31年2月17日[日]

願書受付

平成31年1月29日[火]~平成31年2月4日[月]

詳細はこちらをご覧下さい。

 

Q&A

Q1 なぜ学科を再編成する必要があるのですか?
A1 近年のAIやIoTの発展により、電子機械工学科と制御情報工学科の基盤となっている機械、電気電子、情報分野は共通的に学ぶべきことが多くなり、 いまや両学科を別々の学科として教育課程を組むことが学生にとって有益とは言えない状況になりました。
Q2 学科名が変わりましたが、何がかわったのですか?
A2 現行の工業系2学科で共通的に学んでいた内容について、新学科の低学年時に重点的に配置し、高学年で学生の個性に合わせて選択可能なオーダーメイドカリキュラムを取り入れました。
Q3 ユニット制はコース制と何がちがうのですか?
A3 コース制は履修する科目に制限が多くなり、選択科目の自由度が低い場合があります。ユニット制は選択科目を自由に選択でき、学生が将来就きたい仕事に合わせて科目を自由に選択することができます。
Q4 入学時にはソフトウエアをやりたかったのですが、3年生ぐらいで、機械を勉強することはできるのですか?
A4 可能です。低学年は全員が同じ科目を学び、高学年で学生が希望する専門の授業を受けるようになります。
Q5 船には乗らないのですか?
A5 船には乗りません。船に関する仕事をしたい場合、商船学科がおすすめです。
Q6 エンジン(内燃機関)に関する勉強は出来るのですか?
A6 エンジンのことも勉強できますが、内燃機関のことを専門的に勉強したいのであれば商船学科機関コースがおすすめです。
Q7 どんな先生が教えてくれるのですか?
A7 ほとんどの先生が博士号を取得しており、大学と同等な先生、企業で働いていた先生が教えてくれます。
Q8 コンピュータは入学時に必要ですか?
A8 入学後すぐにコンピュータを利用した授業を行います。当面は、保護者等のコンピュータを共用してもらえば良いですが、入学後早い段階で個人用のコンピュータを持つようにしてください。推奨するパソコンについては、授業等で紹介します。
Q9 入学時点で必要なコンピュータやプログラミングの知識や技術はありますか?
A9 入学後に順次技術や知識は説明していきますが、キーボードを円滑に操作するためにタッチタイピングはできた方が良いです。
Q10 ロボコンに挑戦したいのですが、可能ですか?
A10 ロボコンに挑戦することはもちろん可能です。1年次から参加できますし、上級生になってからでも参加可能です。
Q11 どのような就職先がありますか?
A11 これまでの電子機械工学科・制御情報工学科から就職した企業はもちろん、ベンチャー系や三重県内の企業への就職もあります。

 

問合せ先


鳥羽商船高等専門学校
学生課 入試・支援係
TEL/0599-25-8404
MAIL/gakusei-nyushi@toba-cmt.ac.jp

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