大阪・関西万博2025 EXPO共鳴フェス「高専未来チャレンジ」に出展しました

(令和7年7月8日掲載)

鳥羽商船高等専門学校(以下、鳥羽商船高専)は、令和7年6月18日(水)~19日(木)に大阪市此花区夢洲で開催された大阪・関西万博2025 EXPO共鳴フェス「高専未来チャレンジ」に出展しました。
EXPO共鳴フェス「高専未来チャレンジ」は、読売新聞社が企画したもので、社会に役立つ「実学」を重視して学び続ける高専生の成果を発表する場として実施されました。国内外から集まる人々や企業とともに新たなイノベーションを起こし、KOSENが描く未来社会を世界に発信することを目的としています。 

今回、鳥羽商船高専は、商船学科5年生3名と教職員7名を派遣し、最新の練習船の魅力を紹介しました。本校が保有する最大の練習船「鳥羽丸」は、令和7年3月14日に竣工したばかりで、遠隔操船システムや、練習船として初めて搭載された自律航行システムなど、最先端の設備を備えた最新鋭の船です。デジタル化された航海計器や独自に設計したコックピット型操舵室もあり、これからの時代・未来に活躍する航海士・機関士の育成を見据えて設計されています。さらに、災害時には支援船としても活用できる設備を備えており、多機能な船としての活用が期待されています。 

出展ブースでは、新しい練習船「鳥羽丸」の模型や、遠隔操船システムを再現したコーナーを設け、最新の練習船の魅力を紹介しました。模型を見た参加者からは、「普段見る船は海に浮かんでいるため、船の底がどんな形をしているのか分からなかったが、この模型で知ることができ、勉強になった」との感想がありました。また、学生や教職員が練習船の特長や魅力、海事技術者の活躍について、参加者に直接説明しました。学生たちと会話していた参加者からは、「鳥羽丸にはどんな設備があるのか?」「どんな環境で勉強しているのか?」「ここで学んだ学生はどんなところで働いているのか?」といった質問が寄せられ、学生や教員が丁寧に回答していました。 

さらに、今回の大阪・関西万博への出展にあわせ、本校は練習船「鳥羽丸」を神戸港中突堤に寄港させ、一般公開を実施しました。これは、「高専未来チャレンジ」で紹介した内容を実際に見ていただき、理解を深めてもらうことを目的とした企画です。平日の開催にもかかわらず、多くの方にご参加いただき、練習船「鳥羽丸」の魅力に加え、その船で知識と技術を身につけている学生の活躍についても紹介することができました。 

今回の出展では、2日間で延べ1,000人を超える方々にご来場いただき、船の魅力や、そこで学ぶ学生たち、そして未来の海事技術者について広く知っていただく貴重な機会となりました。参加した教職員からは、「予想以上に多くの来場者があり驚くとともに、多くの方が船や学生に興味を持ってくださったことが嬉しかった。普段、船やそれを操る技術者の存在、そしてその技術者を育てる学校の存在を知る機会は多くないと思うので、今回の出展を通じて少しでも多くの方に魅力が伝わっていたら嬉しい」との声がありました。 

今後も本校は、船や海事技術者の魅力を発信するため、積極的に活動したいと考えています。 

 

出展概要|大阪・関西万博2025 EXPO共鳴フェス「高専未来チャレンジ」

◆日時
令和7年6月18日(水)、19日(木)

◆場所
EXPOメッセWASSE(大阪市夢洲、大阪・関西万博会場内)

◆参考
大阪・関西万博EXPO共鳴フェス「高専未来チャレンジ」に出展します(6/18・19)
<zoom EXPO>鳥羽丸 神戸港に初入港(外部サイト)
EXPO共鳴フェス-万博から描く未来社会の技術、デザイン-(外部サイト)
プレスリリース Better Co-Being シグネチャーイベント|EXPO共鳴フェス(外部サイト)
Better Co-Being(外部サイト)

 

本件に関する問い合わせ

鳥羽商船高等専門学校 総務課 総務係
電話:0599ー25ー8013
Email:soumu-soumu@toba-cmt.ac.jp

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