KDDI株式会社と合同で船舶型基地局の設置訓練を実施しました

(令和7年5月19日掲載)

 令和7年4月21日、鳥羽商船高等専門学校は、KDDI株式会社と合同で船舶型基地局の設置訓練を実施しました。 

 これは、令和6年11月27日、本校とKDDI株式会社が「災害発生時における船舶型基地局の設置に関する連携協定書」を締結したことにより行われたものです。地震・台風等の大規模災害発生時、離島や半島等における沿岸部において携帯電話の通信サービスが途絶し、陸・空路からの復旧アプローチが難しい場合、または陸路の復旧が一定期間見込めない場合、本校の練習船鳥羽丸に設置された船舶型基地局を運用することで、被災地における通信エリアを迅速に復旧させることを目的としています。 

 今回の訓練では、まず、災害時における運用体制と流れを確認しました。その後、練習船鳥羽丸に設置された船舶型基地局に電波の送受信機器を設置・接続する方法や、船に電波を発射するアンテナの設置、回線の切り替え等についての手順を確認しました(実際に電波は発射しておりません)。 

 今後も、本校はKDDI株式会社(KDDIエンジニアリング株式会社を含む)と定期的な合同訓練を実施し、災害時において迅速に練習船鳥羽丸を運用できるよう努めたいと考えています。 

 

参考

KDDI株式会社と災害発生時における船舶型基地局の設置に関する連携協定を締結しました | 鳥羽商船高等専門学校

 

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