情報機械システム工学科 学生チームezaki-labが鳥羽市長と伊勢市長を表敬訪問しました

(令和7年6月25日掲載)

鳥羽商船高等専門学校(以下、鳥羽商船高専)情報機械システム工学科に所属する学生が、令和7年5月29日(木)に鳥羽市長を、令和7年6月16日(月)に伊勢市長を表敬訪問しました。

これは、学生チームezaki-labが令和7年5月9日・10日に開催された第6回高等専門学校ディープラーニングコンテスト2025 本選(以下、DCON2025)において経済産業大臣賞および企業賞(アクセスネット賞、三菱電機エンジニアリング賞、ビズリーチ賞)を受賞したことを報告するため実施されたものです。

DCON2025「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用して社会課題を解決する作品を制作し、生み出される「事業性」を企業評価額で競うコンテストです。鳥羽商船高専のezaki-labは、「めたましーど」という海苔養殖を食害から守るためのシステムを開発し、発表しました。めたましーどは、音とレーザーを活用して食害の要因になっているカモを追い払うシステムで、近年減産し続けている海苔養殖の生産量を向上させることができる転換点に寄与できると期待されています。地元・伊勢湾漁協や鳥羽磯部漁協の海苔養殖生産者とともに海苔養殖現場に通いながらシステムを開発し、 今コンテストでメンターを務めたconnectome.design株式会社の佐藤聡氏からアドバイスを受けながら事業化に向けた取り組みも進めてきました。

今回の表敬訪問において、学生は、伊勢湾を含む日本全国で盛んに行われている海苔養殖が危機に直面しているという背景をはじめ、地元の海苔生産者から対策が切望されてきたことや、鳥羽磯部漁協や伊勢湾漁協の海苔生産者の協力があったからシステム開発できたこと等を鳥羽市長と伊勢市長に伝え、今秋から始まる海苔養殖シーズンで実証実験を始めるための意気込みを話しました。

今後も、鳥羽商船高専は地域課題を情報工学の知識や技術で解決する取り組みに力を入れていきたいと考えています。

 

鳥羽市長 表敬訪問(令和7年5月29日)

鳥羽市長室を訪れた学生チームezaki-labは、鳥羽市出身の学生が中心となり、小竹篤 鳥羽市長に開発したシステム「めたましーど」について発表しました。小竹 鳥羽市長からは「めたましーどという名前はどんな由来があるのか」、「カモによる食害対策の具体的な点」、「めたましーどを商品化するにあたり、どのような販売戦略を考えているのか」、「コンテストの予選から本選出場まで、どんな流れで進められるのか」といった質問があり、学生が丁寧に答えていました。

 

伊勢市長 表敬訪問(令和7年6月16日)

伊勢市長室を訪れた学生チームezaki-labは、鈴木健一 伊勢市長に開発したシステム「めたましーど」について発表しました。その後、鈴木 伊勢市長から「食害対策の現状はどのようになっているのか」、「めたましーどの製作を開始した時期はいつごろからか」、「現場検証で難しかったことは何か」、「今回のシステムによる追い払い効果はどのくらいか」、「実用化はいつ頃を想定しているのか」という質問があり、学生がひとつずつ答えていました。

 

本件に関するメディア報道

ZTV いせトピ 2025年6月6日(金)~9日(月)
ZTVコミュニティチャンネル 【2025年6月6日(金)更新号】(外部サイト)

ZTV いせトピ 2025年6月18日(水)~20日(金)
ZTVコミュニティチャンネル 【2025年6月18日(水)更新号】(外部サイト)

 

参考

DCON2025 経済産業大臣賞と企業賞(アクセスネット賞・三菱電機エンジニアリング賞・ビズリーチ賞 )を受賞しました | 鳥羽商船高等専門学校

DCON2025 本選結果 – DCON【公式】(外部サイト)

DCON2025【公式】(外部サイト)

connectome.design株式会社の佐藤聡 代表取締役社長がDCON2025本選に出場するチームezaki-labを視察・メンタリングしました | 鳥羽商船高等専門学校

 

本件に関する問い合わせ

鳥羽商船高等専門学校 総務課 総務係
電話:0599-25-8013
E-mail:soumu-soumu@toba-cmt.ac.jp

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