第2回高専GIRLS SDGs×Technology Contest(高専GCON2023)にて文部科学大臣賞、JFEスチール賞をダブル受賞!

 この度、令和6年1月21日(日)、日経ホール(東京・大手町)にて開催された第2回高専GIRLS SDGs×Technology Contest(高専GCON2023)にて、鳥羽商船高専と豊田高専の合同チームが文部科学大臣賞とJFEスチール賞をダブル受賞いたしました。
 高専GCONは、女子学生を中心としたチームで日頃行っている研究や学習がSDGs観点からさまざまな社会課題に対してどう貢献できるか考えることにより、未来の研究者・技術者としてさらなる成長を促すことを目的とします。今回、鳥羽商船高専と豊田高専との合同チーム(チーム名:かきっ娘)は、「CO2を吸収する無焼成スマート牡蠣殻タイル」というタイトルで発表しました。本取り組みは、ケアシェル株式会社(鳥羽市)、株式会社中島窯業(多治見市)のご協力を得て、産学地域連携によって実施されました。
 なお、この牡蠣殻タイルはかきっ娘が大好きなサウナの内壁材としての利用を想定しており、鳥羽市の観光をサ活によって振興しようという取り組みにつなげていきます。

【受賞作品】
 チーム名:かきっ娘
 タイトル:CO2を吸収する無焼成スマート牡蠣殻タイル
(概要)
 鳥羽市は、日本有数の牡蠣産地です。
 一方で多治見市は、日本有数の窯業のまちです。
 鳥羽市の抱える、牡蠣殻養殖の生産過程で出る大量の牡蠣殻の問題。多治見市の抱える、窯業におけるCO₂排出問題・粘土鉱山減少による原料不足問題。これらの問題解決のため、処分される牡蠣殻を無焼成タイルに加工し、価値のある資源に変えます。建材として社会で広く普及すればカーボンニュートラルへの貢献度は大きいといえます。漁業のまちと窯業のまちがパートナーシップを組んで、ともに収益をあげ持続的な産業の発展を達成できます。私たちは、牡蠣殻を価値ある資源に変えるための新たなタイル製造プロセスを提案します。

【高専GCON公式ホームページ】
https://gcon.kosen-k.go.jp/
【ケアシェル株式会社】
https://careshell.com/
【株式会社中島窯業】
https://www.e-naka.net/

表彰式の様子(JFEスチール賞)

表彰式の様子(文部科学大臣賞)

受賞した学生と指導教員

KAKI♡ポーズ

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