はじめに

図書館は「図書、記録その他必要な資料を収集、整理、保存して、一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリェーション等に資することを目的とする施設」といわれています。
「人々に知的遺産や情報を組織的かつ永久的に提供し、各人の生活と心を豊かにし、社会の発展と幸福に貢献したいというおもい」が図書館の理念であり、「情報提供」の場としての図書館の果たす社会的役割はきわめて重要であると考えております。
そのためには、常に利用者の側に立ち、利用者のニーズに応えることによって、利用者の支持を得ることが必要であり、全ての図書館職員が目的意識を持ってサービスの維持向上をはかり、利用者に対する「奉仕の心」を常に持ち続けることが、「真に利用者に喜んで満足してもらい、その喜びでまた、利用してもらう」ことになるかと考えております。
インドの図書館学者であるランガナタンが図書館サービスの規範として表したものに「図書館学の五原則」があります。

1. 図書は利用するためのものである。
Books are for use
2. いずれの読者にもすべて、その人の図書を
Every reader his or her books
3.  いずれの図書にもすべて、その読者を
Every book is reader
4.  図書館利用者の時間を節約せよ
Save the time of the reader
5.  図書館は成長する有機体である
A library is a growing organism

私たち図書館の職員はこの言葉を理念とし、図書館を利用される全ての方のお手伝いができるよう日々努力をしています。
皆様のご来館をお待ちしております。

鳥羽商船高等専門学校図書館職員一同

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