(令和7年7月14日掲載) 令和7年6月23日(月)、鳥羽商船高等専門学校 情報機械システム工学科の学生チームezaki-labに、第6回高等専門学校ディープラーニングコンテスト2025(以下、DCON2025)の企業賞(アクセスネット賞)が贈られました。 この賞は、審査員を務めた株式会社アクセスネットによって選出された学生チームに贈られるものです。今大会は、株式会社アクセスネット 代表取締役 高石和生氏と管理本部長 大竹秀幸氏の二名が審査を担当し、「高専生らしいアイデア」「全国にも普及できる応用性」「システムの完成度」「事業性」という観点から、ezaki-labが開発した海苔養殖を食害から守るシステム「めたましーど」が高く評価され、アクセスネット賞に選ばれました。 企業賞(アクセスネット賞)贈呈のために本校を訪れた高石氏は「高専生らしく、さらに地域と共に課題解決に取り組もうとするアイデアと行動が非常によかった。私たちが選考で重視するポイントのひとつは、社会的意義の高さです。どのチームも難しい課題に対して良いアイデアを出していたが、鳥羽商船高専のアイデアは、地域密着の課題解決から始まり、全国に展開できる可能性を持っていました。『めたましーど』のビジネスモデルを聞き、ぜひ一緒に事業化に取り組みたいと思いました」と、選出の経緯を語りました。 また、大竹氏は「システムの完成度が高く、今すぐに『めたましーど』を製品化できるレベルだと思いました。事業化するならば一緒に取り組みたいと思える作品です。実は、2年前のDCON2023においても、鳥羽商船高専にアクセスネット賞を贈りました。偶然ではありますが、当時の作品も社会的意義が非常に高かったことから、鳥羽商船高専には授業や実習を通して社会貢献する姿勢が根付いていると感じました」と話し、本校の取り組みを高く評価していただきました。 ezaki-labチームリーダーは「将来的には、『めたましーど』の事業化を目指しています。まずは、この秋から始まる海苔養殖シーズンで実証実験を行い、そこで得られたデータを卒業研究で発表したいと考えています。今回、このように評価していただき嬉しかったです。本当にありがとうございます」と話しました。 ◆参考 情報機械システム工学科の学生チームezaki-labがテレビ番組に出演しました 情報機械システム工学科 学生チームezaki-labが鳥羽市長と伊勢市長を表敬訪問しました DCON2025 経済産業大臣賞と企業賞(アクセスネット賞・三菱電機エンジニアリング賞・ビズリーチ賞 )を受賞しました connectome.design株式会社の佐藤聡 代表取締役社長がDCON2025本選に出場するチームezaki-labを視察・メンタリングしました DCON2025 本選結果 – DCON【公式】(外部サイト) DCON2025【公式】(外部サイト) 本件に関する問い合わせ 鳥羽商船高等専門学校 総務課 総務係 電話:0599ー25ー8013 Email:soumu-soumu@toba-cmt.ac.jp 鳥羽商船高専のことをSNSで発信しています。こちらもぜひご覧ください。 公式X(外部サイト) 公式Instagram(外部サイト)