令和3年度リーダーストレーニング開催

 9月25日(土)、鳥羽商船高等専門学校と鈴鹿工業高等専門学校共催によるリーダーストレーニングが、高専高度化推進経費事業の支援を受け、Teamsを用いたリモート形式で開催されました。
 本年度のプログラムは、「SDGsの視点を取り入れた学生のコミュニケーション力とリーダシップ力の養成」を目的に、SNSを介した意思決定の過程で生じる諸問題への予防学習を行いました。このトレーニングには、両校の学生会・部活のリーダー候補の学生25名が参加するとともに、学生のコミュニケーションの実態を把握することを目的に両校の教職員19名がオブザーバーとして参加しました。
 プログラムは、午前のSDGsの解説と、本校スクールカウンセラーである臨床心理士の宗田美名子先生による「他人を尊重したコミュニケーションの基本」に関する講演と、午後の「クループメンバの価値観・多様性を認め、協力して目標達成を行うリーダー力の養成」のためのグループワークから構成されています。リーダーストレーニング後、学生、教職員のそれぞれの視点で、トレーニング効果や有効性に関する同一項目について評価を行いました。学校、学科、学年が異なるメンバーによるグループワークを、インターネットを介して実施することは、学生にとって有意義であったようです。また、包摂的で誰ひとり取り残さないとするSDGsの精神もグループワークにおける意思決定に反映されていました。
 今後、リーダーストレーニングで実施したプログラムを広く学生指導に展開し、SNSにおける「いじめ」防止教育に役立てていきたいと考えています。

リーダーストレーニング事務局

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