令和2年度リーダーストレーニング開催

鳥羽商船高等専門学校では、令和2926日(土)に令和2年度リーダーストレーニングを、マイクロソフトのTeamsを用いたインターネットによる遠隔会議方式で開催しました。

今年のリーダーストレーニングは、高専高度化推進経費事業の支援を受け、学生主事室、寮務主事室、男女共同参画室が共同で、ネットワーク環境を含む学生会諸活動におけるコミュニケーション力及びリーダーシップ力の育成を目的として企画運営しました。

部・同好会、学生会、寮生会のリーダー候補の学生27名が参加し、通学生は自宅から、寮生は校内のマルチメディア教室から、また講師教職員7名は会議室からネットワークを介して参加しました。

今年のプログラムの特徴は、リーダーとしての考え方の柔軟性を培うことができるように、それぞれの人の考え方の違いを知り、ネットワークを介したコミュニケーションの難しさを、ネットワーク上でのグループワークにより体験することにあります。これは、本校スクールカウンセラーの宗田美名子先生のご協力を得て、開発・実施したものです。

グループワークにおいて、参加者の顔は、Webカメラを介して見ることはできますが、実際の会議とは異なり、当初は戸惑う状況も見受けられましたが、学生の対応力の速さに驚かされました。

新型コロナウイルス感染症により、社会は大きく変化し、遠隔会議開催が一般的になっています。就職活動においても、遠隔セミナー開催や、遠隔面接も特別なことではありません。遠隔会議などは容易に参加できる一方で、情報量が少ない状況によるコミュニケーションの難しさもあります。思い違いによるトラブルも発生しかねません。学生の皆さんには、リーダーストレーニングなどの行事を有効に活用し、新しい社会を生き抜く活力を身に付けてもらいたいと思っています。

 

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