8月1日、皇太子殿下が鳥羽商船高等専門学校をご視察されました。 殿下は、8月1日に三重県伊勢市で開催された「平成30年度全国高等学校総合体育大会総合開会式」へのご臨席と地方事情ご視察のため、7月31日から8月1日までの3日間、伊勢市などをご訪問され、その一環として、本校のご視察が実現したものです。なお、国立高等専門学校において、皇太子殿下のご視察は、鳥羽商船高等専門学校が初めてです。 当日は、高専機構本部の谷口理事長、林校長(鳥羽商船高専)及び同校の学生らからのお出迎えをしたあと、商船学科、電子機械工学科、制御情報工学科、専攻科の学生らがそれぞれ、映像やパネルを使い日頃の学習成果を紹介しました。殿下は、日本丸での乗船実習体験、昨年度の高専ロボコン全国大会に出場したロボット2台の実演、Imagine Cup2018世界大会で発表した「人工知能を活用した自動給餌システム」の説明資料を興味深げにご覧になり、説明した学生に「乗船実習で大変だったことはありますか」、「ロボット製作の技術は将来に活かせそうですか」、「人工知能を作成する上で難しいことはありますか」等のご質問をされ、学生は緊張しながらも丁寧に受け答えを行いました。また、お帰りの際、お見送りの学生らに「これからも頑張ってください。」と励ましのお言葉を掛けて頂きました。 ■出迎えた学生らに手を振ってお応えになる皇太子殿下(左) ■皇太子殿下へロボコンの説明をする林校長(中央)