(令和7年12月15日掲載) 令和7年11月19日(水)、福井県鯖江市の鯖江商工会議所が鳥羽商船高等専門学校を訪問し、本校の教育活動について視察しました。 今回の視察は、同商工会議所が地元企業と学生が連携する取り組みに関心を寄せていたことから、要請を受けて実施されたものです。 視察では、情報機械システム工学科の出江幸重教授が、地域と協働して課題解決に取り組む「地域連携PBL(Project Based Learning/課題解決型学習)」を中心に、本校の取り組みを紹介しました。 地域連携PBLでは、漁業・農業・観光業などを主な対象とし、学生が工学的な知識や技術を活かして地域課題の解決に挑んでいます。学生は技術者としての素養を磨くとともに地域産業への理解を深めることで、実践的な技術者へと成長しつつ、地域の活性化にも貢献しています。本校は、三重県内の企業や各種団体と協力しながら継続的に取り組み、着実に成果を重ねてきました。 本校は今後も地域との連携を一層強化し、学生の学びの充実と地域社会の発展に寄与してまいります。 ◆これまでの取り組み例(一部) ①漁業支援 藻場の可視化 AIを用いた給餌システムの構築 牡蠣養殖支援システムの構築 ②農業支援 AIを用いたミカン栽培の水やりシステム、収穫量予測システムの構築 ③企業との連携 センサ計測による生産現場の見える化 画像認識を用いた製品の判定システムの構築 旅館における部屋割り表共有システムの構築 ④小中学校との連携 年齢や経験に応じたプログラミング講座の開催 など 概要 ◆日時 令和7年11月19日(水) ◆場所 鳥羽商船高等専門学校 (三重県鳥羽市池上町1番1号) ◆来校者 鯖江商工会議所 ◆視察内容 本校情報機械システム工学科で実施している地域課題解決型PBL、ほか ◆担当 出江幸重教授(情報機械システム工学科) 総務課 企画・地域連携係 この記事をシェアする 問い合わせ 地域と連携した取り組みに関すること 鳥羽商船高等専門学校 総務課 企画・地域連携係 0599―25―8402 記事・その他に関すること 鳥羽商船高等専門学校 総務課 総務係(広報担当) 0599ー25ー8013 soumu-soumu@toba-cmt.ac.jp 鳥羽商船高等専門学校の日常やお知らせをSNSで発信しています。