(令和7年12月5日掲載) 鳥羽商船高等専門学校は、三菱化工機株式会社より油清浄機の寄贈を受け、令和7年11月18日(火)、寄贈式を実施しました。 油清浄機は、船舶に搭載される装置で、燃料油に含まれる水分や不純物を遠心力によって分離・除去し、清浄化するものです。これにより、エンジンにきれいな燃料油を供給でき、燃焼効率の向上や機器部品の故障防止につなげることができます。そのため、油清浄機の定期的な点検や清掃は、機関士にとって欠かせない作業となっています。 寄贈式において、古山雄一校長は「このような貴重な機器を寄贈していただき有難く思います。学生の実習で大いに活用していきたいと考えています」と述べ、油清浄機を受け取りました。 このあと、寄贈された油清浄機の分解・清掃・組立に関するレクチャーが行われ、本校商船学科機関コースの教員が受講しました。手順や注意点などについて詳細に説明され、教員は講師への質問を交えながら理解を深めていました。 本校商船学科機関コースでは、今回寄贈された装置を用い、油清浄機の分解・清掃・組立といった実習を行う予定です。最新型の実習機材を活用することで、学生はより実践的な技術や知識を身につけることができると期待されます。 概要 油清浄機の寄贈式 ◆日時 令和7年11月18日(火) 13:30~14:00 ◆場所 鳥羽商船高等専門学校 (三県鳥羽市池上町1番1号) ◆出席者 <三菱化工機株式会社> 舶用機械営業部 舶用機械アフターサービス課 <広菱産業有限会社> 伊豫本圭司 代表取締役社長 <鳥羽商船高等専門学校> 古山雄一 校長 鎌田功一 商船学科長 窪田祥朗 教授(商船学科) この記事をシェアする 問い合わせ 記事・その他に関すること 鳥羽商船高等専門学校 総務課 総務係(広報担当) 0599ー25ー8013 soumu-soumu@toba-cmt.ac.jp 鳥羽商船高等専門学校の日常やお知らせをSNSで発信しています。