商船学科5年生航海コースの学生が練習船大島丸を訪れて見学しました

(令和7年7月11日掲載)

令和7年6月19日(木)、鳥羽商船高等専門学校(以下、鳥羽商船高)商船学科5年生航海コースの学生が大島商船高等専門学校(以下、大島商船高専)の練習船「大島丸」を訪れ、船内を見学しました。

この訪問と見学は、本校の練習船「鳥羽丸」が神戸港に寄港した際、同じく神戸港に寄港していた大島商船高専の練習船「大島丸」と隣接して停泊する機会があったことから、「大島丸」中村船長のご厚意により実現したものです。

練習船「大島丸」は、大島商船高専が保有する練習船で、令和5年3月に竣工しました。山口県の三菱重工下関造船所で建造されており、「大島丸」と「鳥羽丸」は姉妹船という関係にあります。商船高専が順次進めている練習船の新造では、基本的なサイズやコンセプトは共通していますが、各校の教職員のアイデアが随所に取り入れられており、それぞれの実習海域に適した設備や工夫が施されています。

今回は、練習船大島丸の中村船長に船内をご案内いただきました。本校学生は、中村船長から、バッテリーハイブリッド電機推進システムやゲートラダー、広々としたデッキ・通路、明るい船内教室やロールスクリーンを採用した窓、監視のしやすさを考慮した操舵室等、「鳥羽丸」とは異なる特長について説明を受け、熱心に耳を傾けながら質問していました。

「大島丸」見学を終えた本校学生は「実習海域のちがいや各高専の考え方によって色々な特長があることを知り、勉強になった。それぞれの練習船が建造された造船所の特長も活かされている点がとても興味深かった」等と感想を述べました。

また、「鳥羽丸」の齊心船長は「今回の見学を通して、『鳥羽丸』と『大島丸』のそれぞれの特長を多く発見できたと思う。それを踏まえ、『鳥羽丸』がどのような考え方で造られているのかを、改めて考えるきっかけにしてほしい」と学生に話しました。

 

◆参考
S4 6/18~20 大島丸実習(神戸)(大島商船高等専門学校サイト)

 

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