(令和7年4月28日掲載) 令和7年4月18日(金)、鳥羽商船高等専門学校は令和7年度新入生オリエンテーションを実施し、本科1年生全員と教職員が参加しました。 新入生オリエンテーションは、1年生が高専生としての自覚を持ち、グループワークを通じて他者とのコミュニケーション能力や集団行動できる能力を身に付け、新しい友人をつくることができるようにすることを目的とし、毎年実施されています。 開会式では、古山雄一校長が「夢に向かって努力してください。皆さんが考えている以上に時間はあっという間に過ぎていきます。貴重な高専生活を充実したものにしてください」と挨拶を述べました。 次に、令和7年度の学生主事を務める澤田圭樹教授から学生生活に関する講話と、本校スクールカウンセラーである宗田美名子さんから学生生活におけるコミュニケーションに関する講話があり、学生は熱心に耳を傾けていました。 その後、学生は教員に引率されて鳥羽商船高専周辺を散策しました。災害時の避難場所に指定されている公園への避難路や最寄り駅からの通学路を確認したり、交通量の多い場所や道路・歩道を通る際の注意点を教員から教えてもらいながら、学生は約30分間かけて学校周辺を歩きました。 昼食後、学生は7つのグループに分かれ、「正しいコミュニケーションと学生生活におけるリスク対策」というテーマについてグループごとに具体的な課題、対策を考え、発表しました。 最後に、スクールカウンセラーの宗田美名子さんから講評が述べられ、「皆さん、今日は疲れたでしょう。なぜなら、コミュニケーションを取るというのは非常に難しいことだからです。皆さんは、今日一日を通してコミュニケーションを取り続け、最後までやり遂げました。素晴らしいことです。互いに労ってください」と学生に声を掛けました。