有)森田鉄工所と株)三十三銀行から寄附金を贈呈していただきました

(令和7年4月14日掲載)

令和7年4月10日(木)、鳥羽商船高等専門学校において寄贈式が行われました。

社会貢献型私募債「ともに、羽ばたく。」は、株式会社三十三銀行が実施している資金調達手段のひとつで、私募債発行に際し、発行に係る手数料の一部を利用して、発行企業が寄贈を希望するSDGsの目標に向けて取り組む組織・団体等に寄贈するもので、地域貢献を目的としています。

今回、この社会貢献型私募債「ともに、羽ばたく。」の発行に伴い、本校は有限会社森田鉄工所および株式会社三十三銀行から寄附金を贈呈していただきました。

本校は、学生が技術・アイデアを用いて地域課題を解決するという教育プログラムを実施しており、そのひとつに、SDGsの目標達成に向けた技術・製品開発を行っています。例えば、廃油を利用したバイオディーゼル燃料の生成や、廃棄牡蠣殻を利用した無焼成タイルの製品化等、処理に困っている産廃物のアップサイクルを目指した取り組み等があります。

寄贈式に参加した有限会社森田鉄工所 代表取締役の原口敏之氏は「森田鉄工所は三重県の会社であり、船舶に関するものづくりを行う会社です。そのため、今回の寄附先は三重県で船舶に関して頑張っているところにしたいと考えていました。ぜひ活用していただけると嬉しいです」と話し、寄附の経緯を述べました。

寄附金を受け取った古山雄一校長は「本校の取り組みに注目し、このようなかたちで支援いただけることは有難いことです。SDGsに関する研究開発や人材育成等、有意義な使い道にすることをお約束します」と述べました。

本校では、今後も引き続き、地域課題解決と持続可能な発展を組み合わせた技術開発に積極的に取り組みたいと考えています。

 

<本件に関するメディア掲載等>
中日新聞 2025年4月12日(土)掲載
森田鉄工所が鳥羽商船高専に寄付 三十三銀の私募債活用

株式会社三十三銀行 ニュースリリース 2025年4月11日(金)掲載
社会貢献型私募債「ともに、羽ばたく。」の寄贈品贈呈について

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