学生がThailand-Japan Student ICT Fair 2024で発表したことを校長に報告しました

令和7年1月17日(金)、鳥羽商船高等専門学校の学生が、プリンセスチュラポーン科学高校(タイ王国)で行われた日タイ・学生ICフェア2024(以下、TJ-SIF2024)に参加・発表したことを古山雄一校長に報告しました。

TJ-SIF2024は、タイ王国と日本の高専および高校(スーパーサイエンスハイスクール)に所属する理工系の学生が集まり、ICTやIoT分野における研究活動を発表する場です。事前にポスターとプレゼンテーション動画による選考が行われ、審査を通過した学生が参加できます。

本校からは、情報機械システム工学科4年生の大津響さんと稲岡陸さんの2名が参加し、ポスター発表と口頭発表を英語で行いました。彼らが発表したのは「Virtual Reality Training with Photogrammetry」で、VRカメラを用いて機器操作をトレーニングするというシステム開発についてです。写真から3DCGモデルを作成するという手法=フォトグラメトリー(Photogrammetry)という方法を取り入れることにより、よりリアルなトレーニングを再現することができるという特徴があります。今回、学生らは、本校児玉謙司准教授が主宰する研究室に設置されているバイオディーゼル燃料製造機器をモデルとしたVRトレーニングを製作したことを発表しました。

口頭発表を聴講した古山校長からは「非常に良いプレゼンテーションだった。場所を問わずトレーニングできることは利便性が高まって良いと思う。また、目標を持って海外に行ったことは非常に良かったのではないかと思う。今後もステップアップを目指して頑張ってほしい」という講評が述べられました。

学生の大津さんは「写真を撮ることが好きで、これを活かしたシステム開発を行ってきた。今回、海外に行って英語で発表し、様々な人から意見を聞くことができたのは非常に良い経験だった。今後も研究を頑張りたいと思う」と話しました。

 

<Thailand-Japan Student ICT Fair 2024>
日時:令和7年12月20日~22日
場所: Princess Chulabhorn Science High Schools, Thailand

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