令和6年11月、夏休みを利用して海外渡航した学生による報告会が行われました。本校は、国際性豊かな人を育成するため、長期休暇中の留学等を積極的に推進しています。今回、学生は渡航を通して学んだこと等を報告し、質疑応答に応えました。また、本校で学ぶ外国人留学生の受け入れも行っており、今年度来校した留学生3人による自己紹介も併せて行われました。 トビタテ留学JAPAN第9期派遣留学生が校長に留学について報告しました 令和6年11月6日(水)、トビタテ留学JAPAN第9期派遣留学生の商船学科3年生成瀬瑛さんと松野央典さんの2名が古山雄一校長に留学について報告しました。 アメリカ合衆国ハワイに渡航した成瀬さんは「現地の先住民による独特の文化に触れた経験がよかった。もっと英語で会話できるようになりたいと思うようになりました。帰国後も気になった英単語をその都度調べ、英語の勉強を続けています」と話しました。 オーストラリア・シドニーに渡航した松野さんは「現地の歴史的観点から海運を学んだ。日本とは異なる目線でとらえる歴史は興味深かった。また、現地の人に積極的に話しかけて会話した経験が自信につながった」と話しました。 古山校長は「現地の人とのコミュニケーションが英語の勉強として一番だと思っています。良い経験ができてよかったです」と話しました。 第二回国際交流報告会を開催しました 令和6年11月27日(水)、鳥羽商船高等専門学校メディアホールにおいて、第2回国際交流報告会が開催されました。 まず、アメリカ合衆国ハワイのKCC 国際インターンシッププログラムに参加した商船学科3年生の青木空さん、今井加恋さん、大邊瑞姫さん、荒木真之さん、そして成瀬瑛さんが発表しました。荒木さんは現地の伝統的な船を修繕している活動について紹介し、船を作る技術や修繕活動を通して人々のやさしさに感動したと話しました。 オーストラリア連邦シドニーに留学した商船学科3年生の松野央典さんが帰国後報告を行いました。松野さんはオーストラリアにおける海運を勉強したことや、現地の名所に出かけて文化を積極的に学んだことを話しました。そして、「留学先の学校では、様々な国から様々な年代の人が集まって学んでいた。その姿を見て、いくつになっても挑戦できるということを知った」と述べ、英語の勉強以外にも学んだことが多く有意義な留学になったことを話しました。 また、今春から鳥羽商船高等専門学校で学んでいる留学生、情報機械システム工学科3年生のセティクさん(カンボジア出身)、タンさん(マレーシア出身)、ファウザンさん(マレーシア出身)が日本語で自己紹介し、日本とは異なる文化や民族のちがいによる学校等について発表しました。また、セティクさんは「留学を通して自立心や異国の文化を大切にしたいという気持ちが芽生えました。情報技術について勉強し、将来は関連する仕事に就きたいです」と話しました。