令和6年7月12日(金)、鳥羽商船高等専門学校メディアホール、クリエイティブラボおよびマルチラボにおいて、PBL2024中間発表会を実施しました。 PBLはProject Based Learningの略で、課題解決型学習とも呼ばれています。これは、自らが課題を見つけて解決することにより解決能力や実践能力が育まれると考えられている学習方法のひとつです。鳥羽商船高等専門学校ではこの学習方法を取り入れた科目を情報機械システム工学科に設け、実践的技術者の養成につなげています。 今回の中間発表会はポスター発表形式で行われ、合計90組のグループ、教員および鳥羽商船高専連携協力会(本校と企業等の連携を促し、人財育成・技術交流・連携事業等を支援する組織)が参加しました。学生は、これまでは人が行っていた業務をデジタル・機械化することで解決・便利にする取り組み、廃棄されるものを再利用する取り組み、新しいアイデアを形にする取り組みなど多様なアイデアと現状、これからの計画を発表しました。 発表者と聴講者の議論は非常に活発で、どの会場でも様々な意見交換がなされており、学生は鋭い意見や指摘に対して自分の考えを述べていました。学生からは「他の学生の研究はおもしろくて、すごいなと思うものばかりだった。自分の研究の励みにもなる。自分の研究も頑張ろうと思う」「いろいろな意見がもらえてとてもよかったです。今後の研究に反映させていきます」という感想がありました。