令和5年11月29日（水曜日）、鳥羽商船高等専門学校では、鳥羽市健康福祉課子育て支援室から職員2名を講師としてお迎えし、「DV防止啓発授業～あなたと私の心と体を守るために～」と題した講演を実施しました。商船学科および情報機械システム工学科1年生約130名を対象とする「一般基礎教育1」の授業の一環です。

今回の授業では、「暴力」の定義からはじまり、DVが生じる背景や暴力がなぜなくならないのかといった背景、対等な人間関係を築くことの大切さ、そのためにはどのようにコミュニケーションを取ったらいいのかについて学びました。講演の中では、日常で「暴力・DV」が起こり得る状況について、本校の教員がロールプレイングに参加して再現されていたので、学生たちにとってわかりやすく理解できたと思います。学生からは、「言葉や身体に触れるだけでも暴力になると知って驚いた」「自分が相手を傷つけていないか振り返るいい機会でした」「同じような内容でも伝え方が違うだけで相手への伝わり方も変わるので、私もよく考えて会話したいと思いました」などの意見がありました。

鳥羽商船高専は、今後も引き続き、魅力的な授業・講演を開催していきます。