本校技術職員が令和4年度国立高等専門学校機構職員表彰で若手奨励賞を受賞

 この度、令和5年2月2日(木)に開催された令和4年度国立高等専門学校機構職員表彰式において、地域課題の解決に向けたPBL(Project Based Learning、問題解決型学習)への技術支援の取り組みが評価され、本校テクノセンター 濱口沙織 技術専門職員が若手奨励賞を受賞しました。

【概要】
 国立高等専門学校機構職員表彰は、業務効率化や教育支援の取り組みにおいて、特に高く評価できる成果が認められる職員に送られるものです。今回、濱口技術専門職員の「伊勢志摩をフィールドとした学生PBL実施および企業支援による地域連携推進」の取り組みが評価され、若手奨励賞を受賞しました。
 本校では、平成31年度から情報機械システム工学科がスタートし、地域と連携した課題解決による技術者育成を目指しています。学生はカリキュラムの一部として、本校の所在地である伊勢志摩地域での漁業・農業・観光業を対象に工学による課題解決にPBL形式で取り組んでいます。これらの取り組みは高専プロコンなどの外部コンテストでも高く評価されており、実際に地域企業等で活用されているものもあります。
 このPBLで開発されるシステムの多くはソフトウェアだけでなくIoTなどのハードウェアの要素も含まれており、濱口技術専門職員は、そのソフトウェアとハードウェアの両方に対して技術支援を行っており、システムの全体像を把握しながら開発のアドバイスを行なっています。それにより、学生はシステムの設計・実装・実証実験を繰り返し、最終的に完成度の高い成果物を生み出しています。

令和4年度国立高等専門学校機構職員表彰表彰式の様子

学内での受賞報告の様子 (左)濱口技術専門職員、(右)和泉校長

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