(令和7年8月27日掲載) 令和7年7月14日(月)、鳥羽商船高等専門学校において、専攻科生産システム工学専攻の研究中間発表会が実施され、同専攻に所属する2年生8人が発表しました。 本校の専攻科は、5年間の本科を卒業した後、専門分野についての知識をさらに深めるための進学先として設置されている課程で、修了すると、大学卒業と同様である学士号を取得することができます。 今回の中間発表会は、専攻科生産システム工学専攻に入学してから1年間行ってきた研究の進捗を報告するために実施され、2部制のポスター発表という形で行われました。本科、専攻科生産システム工学専攻1年生や教職員が聴講し、発表後は発表者に質問する様子や、研究内容について議論する様子が見られました。 海の生態系として重要な役割を持つ藻場の面積を計測しようとする研究を行う学生は、撮影した海中・海底の画像から藻類を認識するシステムの制作について報告し、「今後、藻類認識の精度を向上させることが課題だ」と話しました。 害獣を検出するシステムの精度を向上させるための研究を行う学生は、特殊なレーダーを用いた撮影とデータ解析を用いることにより、これまで一般的に使われていた画像データのみからの害獣検出よりも検出精度が向上することを報告しました。教員から、レーダーによる撮影とデータ解析はどれくらい検出精度の向上があるのか、といった質問があり、学生と教員が熱心に議論していました。 令和7年度 専攻科生産システム工学専攻 中間発表会|概要 ◆日時 令和7年度7月14日(月) ◆場所 鳥羽商船高等専門学校 クリエイティブラボ ◆発表者 専攻科生産システム工学専攻2年生 8名 本件に関する問い合わせ 鳥羽商船高等専門学校 総務課 総務係(広報担当) 0599ー25ー8013 soumu-soumu@toba-cmt.ac.jp 鳥羽商船高専のことをSNSで発信しています。 こちらもぜひご覧ください。 公式X 公式Instagram