高専プログラミングコンテスト2024において最優秀賞を受賞しました

 令和6年10月19日(土)および20日(日)、奈良県奈良市なら100年会館で開催された第35回全国高等専門学校プログラミングコンテスト課題部門に出場した情報機械システム工学科江崎研究室に所属する4年生白川琥大さんと松葉勇希さん、3年生北仲悠人さんと山下温斗さん、そして1年生鮎川颯さんのチームが最優秀賞、文部科学大臣賞、情報処理学会若手奨励賞ならびに電子情報通信学会若手奨励賞を受賞しました。
 全国高等専門学校プログラミングコンテスト(高専プロコン)は高等専門学校生が日ごろ培ったプログラミング技術を活用した作品を製作し、技術力やアイデア力を競うコンテストです。大会ではプレゼンテーション、デモンストレーション等を行うことから、技術やアイデアに加えてプレゼンテーションスキルも求められます。今回、課題部門のテーマは「ICTを活用した環境問題の解決」で、問題解決への方法や道筋を明確にしながら技術開発できたかどうかが評価項目のひとつでした。
 受賞したチームが製作したのは、Triplean(トリップリン)というインバウンド対応・清掃支援システムです。訪日観光客とその地元住民を対象としたインバウンドにやさしい町を地域全体が作ることを支援する仕組みで、三重県鳥羽市観光課からアドバイスを受けながら開発されました。
 受賞チームでリーダーを務めた白川さんは「今回、高専プロコン課題部門最優秀賞を受賞するために日々チームメンバーと尽力してきました。栄誉ある賞を頂けて感動しています。日々熱心にご指導くださった教員の皆様、共に学ぶ研究室メンバーの支えがあってこその成果だと、心から感謝しています。 私たちが開発した「Triplean」は、観光客、地域住民、市町村の三者が利用して、初めて価値を生み出すシステムです。それぞれの立場に沿ったメリットと直感的な操作性を追求し、快適に利用できるアプリを目指して日々開発を行ってきました。 今後は実証実験を重ね、より多くの方々の意見を取り入れながらシステム改善を進めていきます。将来的には、「Triplean」が地域の方々や観光客にとって、なくてはならないサービスとして認知され、広く活用されることを目指していきます」と話しました。

【Triplean概要】

<高専プロコン2024について>
・大会ホームページ
https://www.procon.gr.jp/
・第35回大会パンフレット(受賞作品は32ページに掲載)
https://www.procon.gr.jp/wp-content/uploads//2024/10/dfe593165308ba6d1898306ee84f1f7e.pdf

 

<本件に関するメディア等掲載>

https://www.bcnretail.com/news/detail/20241025_463735.html

(2024年10月28日更新)

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