カッター部は商船系高専における花形部活動のひとつで、鳥羽商船高専でも多くの学生が所属している人気の部活動です。毎夏、商船学科のある5つの高専カッター部が集まりタイムを競う大会が行われていることから、今回は大会に向けた彼らの取り組みをご紹介します。 鳥羽商船高専のカッター部は2022年と2023年の大会で優勝しており、現在2連覇しています。ところが、3連覇を目指している今年、本校カッター部の漕艇練習場が工事のため使用することができなくなり、大会前1カ月間の練習はこれまでと異なる環境にならざるをえませんでした。しかし、彼らは工夫しながら体力・士気を向上させ、2024年大会での優勝と3連覇に挑もうとしています。 主将「今年は桟橋の工事があり、一ヶ月前からカッターが漕げず、中々厳しい状況でした。でも、精一杯練習してきたので、優勝目指して頑張ってきます」 部員「入部して数カ月であるため今回の大会には出場できませんが、たくさん応援し、先輩が頑張っているところを後押ししたいです」 顧問「工事により海で漕ぐ練習ができなくなったことは残念でした。でも、彼らは優勝を目指して頑張ると思います。筋力トレーニングやランニングなどで体力をつけ、怪我しないように気を付けて本番に臨みたいと思います」 本校カッター部が出場する大会「第59回全国商船高等専門学校漕艇大会」は令和6年7月15日(月・祝)に富山で行われる予定です。 ▲大会1カ月前、最後の漕艇練習を行う様子 ▲トレーニングルームで筋力トレーニングを行う様子 (2024年7月12日掲載)