学生インタビュー|留学への意気込み語る!(トビタテ!留学JAPAN2024年度第9期派遣留学生)

 トビタテ!留学JAPAN新・日本代表プログラム2024年度(第9期)派遣留学生として、鳥羽商船高等専門学校商船学科3年生の成瀬瑛さんと松野央典さんの二人が選出されました。これを受けて、学生らは令和6年6月15日(日)に大阪で開催された壮行会・事前研修に参加しました。

 トビタテ!留学JAPANは文部科学省が開始した留学促進キャンペーンで、民間企業からの支援を合わせた産官学によるグローバル人材育成制度です。国内外の人々と協働して社会を創造・変革しようとする若者を育てることを目指しており、返済不要の奨学金を支給することで海外に向けて自ら一歩を踏み出す若者を支援しています。

 今回、選出された二人の学生に留学前インタビューを実施し、留学に向けた考えを伺いました。

成瀬さん「僕はアメリカ合衆国ハワイにあるKCC国際インターンシップに参加する計画で、ハワイの伝統航海術スターナビゲーションや日本人移民の歴史について学びたいと思っています。これまで海外渡航経験がないため、海外にはどんな文化があるのか体験したいと考えています。また、現地でホームステイさせてもらう予定で、現地の人の暮らしを直接体験できることがとても楽しみです。事前研修では、自己形成するためのワークショップが開かれ、同期の派遣留学生と交流しました。自分のことを分析するのに苦戦しましたが、これを機会に自分の考えを整理し、渡航先で自分を英語で表現できるように頑張りたいです」

松野さん「僕はオーストラリアに留学する計画で、船舶会社を訪問したり、ホームステイすることで現地の文化を体験したいと考えています。日本と同様の島国であるオーストラリアには多くの船舶が寄港することから、どんな船舶があり、どんな航行をしているのか自分の目で確かめることを楽しみにしています。渡航にあたり、現在はオンライン英会話を使ってリスニング・スピーキングの練習をしています。」

 二人の学生は夏休みを利用した約6週間の海外留学を予定しています。鳥羽商船高専は教育目標のひとつである「国際性豊かな社会人となること」に沿い、このような留学制度を利用して国際感覚とコミュニケーション能力、幅広い視野と行動力を備えてもらえるよう今後も積極的に促していきます。

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