祝!DCON2023にて本校出場チームが経済産業大臣賞・文部科学大臣賞を受賞!

 4月28日(金)、29日(土)に開催された第4回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト(DCON2023)にて、本校から出場したezaki-labが経済産業大臣賞の受賞および企業評価額3億で第2位の表彰を、Shiraishi-Labが文部科学大臣賞の受賞および企業評価額1億2千万と評価されました。
 DCON2023は、高等専門学校生が日頃培った「ものづくり技術」と「ディープラーニング」を活用した作品を製作し、その作品によって生み出される「事業性」を企業評価額で競うコンテストです。
 今回本校から出場したチーム受賞した経済産業大臣賞は、チームおよび作品(製品・サービス)の成長の見込み、課題解決による産業全体への影響度など将来の期待度が高いチームが表彰されるもので、文部科学大臣賞は、技術的に最も優れたチームが表彰されるものとなります。
 各チームが製作した作品については、以下のとおりとなります。

 

ezaki-lab:作品名「りぷら」
 「りぷら」は、プラスチックが循環する社会を作るサービスです。 プラスチックの処分方法は、原料として再利用するマテリアルリサイクル、エネルギーに変換するケミカルリサイクル、そして燃やして処分するサーマルリカバリーがあります。
 現状はサーマルリカバリーの割合が大きく、環境汚染、プラスチック資源の枯渇が進んでいます。
 これらを解決するにはマテリアルリサイクルを推進する必要があり、プラスチックの洗浄、分別が必要です。
 本サービスは、ディープラーニングを活用したプラスチックの材質判別機を用いて、一般の方がゴミ分別、洗浄をすることでマテリアルリサイクルを推進します。これによりプラスチックが循環する社会を作ります。

 

Shiraishi-Lab:作品名「深層学習を活用した温州みかん栽培支援システム『選果せんか?』」
 「選果せんか?」の最大の特徴は、AI防除機とAIプレ選果機の二つのスマート農機を組み合わせた画期的なソリューションです。AI防除機は、果樹を認識し自動でピンポイント農薬散布が可能で、高齢者の多い農作業従事者を重労働、農薬被ばくから解放します。また、AIプレ選果機は、カンキツ果実の外観から自動でランク分けを行い、病害虫対策も同時に行うことができます。これにより、従来手作業で時間を要していた選果作業が劇的に効率化されます。

【大会公式ホームページ】
https://dcon.ai/2023/final-round-result/

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