(令和7年4月3日掲載) 令和7年3月19日(水)、鳥羽商船高等専門学校は第2回情報機械システム工学科卒業証書および第19回専攻科生産システム工学専攻修了証書授与式を挙行しました。今回の式では、古山雄一校長が情報機械システム工学科卒業生71名に卒業証書を、専攻科生産システム工学専攻修了生10名に修了証・学位記を手渡したあと、本校を巣立つ卒業生と修了生に向けて言葉を述べました。 校長_式辞全文 その後、在校生を代表して式に参加した情報機械システム工学科4年生 松葉勇希さんは「学校生活において、先輩方は力強く私たちを導いてくれました。先輩方が積極的に取り組む姿は格好よく、憧れの存在であると同時に、私たちが進むべき道を示してくれる大きな指針でした。共に過ごした思い出は、忘れることのできない大切な宝物です。今度は、私たちが後輩に伝え、目標となるように努力し、先輩方に誇りに思ってもらえるよう頑張ります。先輩方の健闘と活躍を心より祈っています」と送辞を述べました。 卒業生代表である情報機械システム工学科5年生 濵口祐志さんは「これまでの5年間はあっという間で、新型コロナウイルスの影響を受けて思い描いた高専生活のスタートは切ることができませんでした。しかし、先生からのサポートや仲間との交流を通じて一歩ずつ前に進むことができました。協調性や主体性を学び、経験を通して課題を乗り越える力を身に付け、人として大きく成長できたと感じています。ここで学んだことを自らの糧として、最後まで諦めず精一杯挑戦します」と答辞を述べました。 修了生代表を務めた専攻科生産システム王工学専攻 近藤克さんは「専攻科の二年間の生活では工学の専門的な知識・技術だけでなく、人間性としてさらに成長することができました。これは指導していただいた先生、学生生活を支えてくれた職員、苦楽を共にした仲間、そして温かく見守ってくれた家族のおかげです。本当に感謝しています」と挨拶を述べました。 式の後、卒業生・修了生は、後輩、家族、教員らと記念写真を撮影したり、思い出を語ったりして巣立ちの日を喜ぶ様子が見られました。