TDK株式会社とグループワークを実施しました

令和7年2月10日(月)、鳥羽商船高等専門学校クリエイティブラボにおいて、TDK株式会社と本校情報機械システム工学科に所属する学生が地域課題に関するグループワークを実施しました。 

本校が所在する三重県鳥羽市は「地域共生社会」の実現を目指した取り組みを進めており、市内外で活躍する鳥羽出身の人との交流会を実施しています。今回、TDK株式会社(以下、TDK(株))代表取締役社長 齋藤昇氏が鳥羽市を訪問することに伴い、齋藤社長によるTDK(株)の企業紹介、および同社の三重県出身の技術者と本校学生が地域課題をテーマにした解決提案のグループワークを実施しました。グループワークでは、以下に示す5つの地域課題について意見交換と発表を行れ、最後に齋藤社長からの講評をいただきました。 

  1. 観光|繁忙期における駐車場不足解消 
  2. 危機管理|遊歩道などの倒木や土砂崩れなど危険個所の早期発見・安全確保 
  3. 水産|密漁対策 
  4. 住宅|空き家などの危険家屋の検知 
  5. 環境|鳥羽市レッドデータブックの活用 

 講評では、齋藤社長から「皆さんのような若者のアイデアを実現していくことにより、鳥羽の素晴らしい観光資源の価値を上がっていく。皆さんはいずれ社会を支えていくエンジンになっていくでしょう。DXやAIなどデジタル社会がさらに進化する中、これら技術を活用できるのはアナログである人間です。今回話し合ったアイデアや課題をしっかりソリューションに落とし込み、実現させ、社会を引っ張っていってください」と学生のこれからの活躍に期待する激励の言葉が述べられました 

参加した学生は「アイデアをソリューションに落とし込むプロセスが大事だと認識した」、「アナログという視点でも考えることに共感した」といった感想を述べ、貴重な機会になった様子が伺えました。 

 

<本件に関するメディア報道> 
中日新聞 伊勢志摩版 2025年2月22日掲載

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