-次世代で活躍する高度な海洋人材の育成・災害支援機能を備えた練習船-
- 1.船橋モックアップ事前確認及び第2回建造打ち合わせ会議
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令和5年8月7日(月)~8月9日(水)に三菱重工マリタイムシステムズ株式会社(岡山県玉野市)で操舵室モックアップ(実物大模型)事前確認及び第2回建造打ち合わせ会議が開かれました。
まずは、操舵室モックアップの事前確認です。
これは、11月に行われるモックアップ確認審査の事前確認となります。
(新)鳥羽丸では、(現)鳥羽丸と同様の「全閉式船橋」に「コックピット型コンソール」を採用します。
これは、練習船実習時には従来通り「立位での当直」を可能とし、また「調査や研究航海では着座での当直」を可能とする、情報統合型コンソールを構築します。
これは、「自律運航」や「遠隔操船」及び「船員の働き方改革」などを考慮したものとなります。
このような新しい船橋配置を練習船で採用するため、造船所側より操舵室モックアップ事前確認の提案があったものです。
操舵室モックアップは、すべて実物大で造られており、「各航海計器の配置」「各位置における視界」「窓の大きさや高さ」「スイッチ類の配置や場所」「通路や動線」などを確認しました。
今回の事前確認で出た意見を取り入れて、モックアップの修正が行われます。
11月に操舵室及び機関制御室のモックアップ審査が行われます。




