(令和7年5月23日掲載) 鳥羽商船高等専門学校は、令和7年5月28日~30日、東京ビッグサイトで開催される「2025NEW環境展」に出展します。 本展示会は、独立行政法人国立高等専門学校機構が研究成果の社会実装に向けて、共同研究やライセンス契約のパートナーを募るために参加するもので、今回は12の国立高等専門学校が出展します。 鳥羽商船高専は、「ブルーカーボン貯留量の自動計測 ~漁村の脱炭素・収益化向上に向けた取り組み~」という展示タイトルで出展します。鳥羽商船高専は、地元の鳥羽磯部漁協や企業が「カーボンクレジット制度」に参加するための取り組みに協力しており、海洋観測機器うみログを活用してCO2吸収量を定量化するシステムの開発を担当しています。カーボンクレジット制度は温室効果ガスの排出量を定量化し、削減努力を経済的価値として取引可能にする仕組みで、気候変動対策の一環として排出量の削減を促進するためものです。この制度を利用すると、温室効果ガスの吸収・削減量を売却することができ、売却した組織は海洋環境改善活動として資金を得ることができます。ブルーカーボンとは、海や沿岸の生態系が吸収・貯留する炭素(C)のことで、海藻もブルーカーボンに効果のある生態系のひとつです。 今回の出展では、海洋観測機器うみログの実機を展示することや開発しているブルーカーボン貯留量の自動計測システムのデモンストレーションを予定しています。ぜひご注目ください。 ※写真は昨年開催された2024NEW環境展に出展した時の様子です。 2025NEW環境展 日時:令和7年5月28日(水)~30日(木) 場所:東京ビッグサイト 東展示棟および屋外会場(東京都江東区有明三丁目10番1号) 鳥羽商船高専の出展場所:東5ホール M503|独立行政法人 国立高等専門学校機構のブース内 参考 公式サイト 2025NEW環境展・地球温暖化防止展 独立行政法人国立高等専門学校機構プレスリリース 国立高専の新技術を紹介! 2025NEW環境展(5月28日~30日)に出展! 鳥羽磯部漁協・企業らによるブルーカーボンプロジェクトの活動 現地視察・交流会に参加しました | 株式会社アイエスイー